2013.07.21更新

【病気のペットの摂食を促すための工夫】

◎ 直ちに1種類のフードのみを与える必要がある場合を除いて、1週間程度かけて新たなフードに移行する。2皿給仕により変更する場合には、これまで使用していたボウルに新しいフードを入れるようにする。
◎ ウエットフードは、与える前に体温と同じ温度まで温める。ただし、熱くなりすぎないようにする。
◎ ローフタイプの缶詰フードは、与える前に薄くスライスし、かるく焼いて香りを出してもよく、また、湯を加えてミキサーで混合し、滑らかな質感にしてもよい。
◎ 嗅覚を保つため鼻孔をきれいにしておく。
◎ 足や唇の上に缶詰フードを少量置くことによって、舐める反応が促され、食欲が刺激されることがある。
◎ フードを少量ずつ、何度も与える。ただし、総量が多くならないよう注意が必要である。
◎ 犬の場合には、ドライフードをふやかしてみる。

 フードと風味に対する好みは、一部先天、遺伝的因子に影響を受けるものの、主に経験によって決まります。生まれつきの行動には、次のような例が挙げられます。

◎ 苦み成分を拒否する
✔ 有毒な物質から身を守るための生まれつきのメカニズム。
◎ 目新しい食べ物は当初、少量しか食べない。
✔ その食べ物が安全かどうか評価する。
✔ 特に猫によく見られる。
✔ 極端な場合には、新しい食べ物がどんな嗜好性の高いものであっても、いつまでもその食べ物を拒否することがある。特に病気
  の場合このような行動が見られることがある。
✔ 特別療法食は、一般的にはこれまで食べてきたフードと大きく異なり、かつ病気の際に与えることが多いフードであるため、切り
  替えに慎重になることがある。
◎ いやな体験と味やにおいが関連付けられると、そのような味やにおいに対して急激に食物忌避が発現することがある。

(資料提供:日本ヒルズ・コルゲート株式会社)
 

投稿者: 大下動物病院

2013.07.19更新

ペットフードを食べたり食べなかったりする行動は、そのペットフードの嗜好性だけでなく、動物の体調やご家庭の環境など様々な要素に影響を受けます。ご家庭でも以下のような事柄に注意することによって、さらにペットフードが受け入れられやすくなります。
◎ 一旦開けた袋は、鮮度と風味が落ちないよう次に開ける時まで密封する。ただし、結露によりカビや細菌の繁殖を招くことがあるため、ドライフードを冷蔵保存することは避ける。
◎ 一旦明けた缶は、冷蔵庫に入れ、2~3日以内に使用する。
◎ 犬の場合、体温と同じ温度(約38℃)のぬるま湯でドライフードを湿らせ、10分程度ふやかした後に与えることが効果的な場合がある。
◎ 食事用ボウルは必ず清潔にしておき、洗剤が残っていないよう気を付ける。食器洗い機で洗ったあとでもよくすすぐ。
◎ ウエットフードは、食べ残しを食器に入れたままにしないようにする。
◎ 食事場所は静かで、邪魔の入らないところにする。
◎ 食器は、猫用トイレから離れた場所に置く。
◎ 猫は湿ったドライフードよりも、乾いているほうを好む。

(資料提供:日本ヒルズ・コルゲート株式会社)

次回は【病気のペットの摂食を促すための工夫】についてお話します。
 

投稿者: 大下動物病院

2013.07.18更新

 


 東日本大震災で犠牲になった動物たちを国内外の絵本作家等が絵にした約100点の作品を展示します。大阪府内では初めての開催になります。ぜひこの機会にご覧ください。

2013年7月24日(水)~7月31日(水)
会場: 大阪府/熊取町立熊取図書館2F ホール
住所: 〒590-0451 大阪府泉南郡熊取町野田4丁目2714-1
時間: 10:00~18:00 ※7/25(木)、7/30(火)は休館
入館料:無料
電話: 072-451-2828
※講演会...7月24日(水) 10:30~11:30 熊取図書館2F 会議室

投稿者: 大下動物病院

2013.07.17更新

台北=吉村剛史】台湾で発見されたイタチアナグマの死骸から狂犬病の感染が確認され、台湾当局が16日、発表した。台湾での狂犬病感染は人で1959年以来、動物で61年以来なかった。野生動物や野良犬などへの接触に注意するよう呼びかけている。

 台湾中部の南投県などで昨年5月以降に発見された3匹に感染の疑いが認められ、確認作業が進められていた。アジアでの未発生地域は日本とシンガポールのみとなった

日本も他人ごとではありません。

投稿者: 大下動物病院

2013.07.11更新

ネコを飼っている方なら、一度は『ねこじゃらし』と呼ばれるオモチャでネコと遊んだ経験があると思います。これはネコの持つ『捕食行動』を満たすための遊びですが、ここで注意していただきたいことが一つ。『ねこじゃらし』で遊んだ最後には、かならずネコに『ねこじゃらし』を捕まえさせ、咥えさせてください。この一連の行動によってネコの『捕食行動』を満足させることができます。そうしないとネコはフラストレーションが溜まり、飼い主に攻撃を加えたりする可能性があります。これを『転嫁行動』呼びます。写真は俗名『ねこじゃらし』とよばれるエノコログサです。cat


 

投稿者: 大下動物病院

2013.07.06更新

これからの時期、カミナリthunderでパニック状態になるワンちゃんのご相談が多くなります。カミナリ恐怖症はイヌの音恐怖症の中でも、最も対処が難しい問題のひとつです。カミナリ恐怖症は音だけでなく、急に暗くなる、雨が降る、オゾン臭、静電気といったいろいろな要因が合わさって起こる恐怖症です。とくに静電気は全身を被毛に覆われたワンちゃんにとって大きなストレスとなります。静電気を避けるため、カミナリが発生しそうになると、バスルームのような湿気の多い場所に自ら逃げ込むワンちゃんもいます。対処法には雨戸を閉めて外の状況が分からないようにする、部屋を明るくする、テレビやラジオの音を大きくしてカミナリの音を消す、被毛全体に霧吹きで水をかける(水にラベンダーの精油をまぜるとより効果的)などがありますが、加えて、当院ではカミナリがなる前から、ワンちゃんの精神を安定させるサプリメントを飲ませておく、そしてThundershirt とよばれる服を着せていただくことをお勧めしています。このThundershirt は音恐怖症のワンちゃん用に開発されたもので、身体を適度に締め付けることによりワンちゃんの不安を和らげる効果があります。カミナリが苦手なワンちゃんは、ぜひ一度お試しください。


 

投稿者: 大下動物病院

お問い合わせ TEL:0722-55-6887